TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は「欧米など英語圏の大学に留学するための英語のテスト」と考えている人も多いかもしれません。

TOEFL_iBT

しかし最近では、TOEFLテストは日本国内の大学入試や学内単位認定に利用されたりする場合も増えてきています。

「英語能力を客観的に測定できる」や「学生に客観的な評価基準を示せる」などの理由で、日本国内の大学の約半数で、AO入試や一般推薦入試などの出願条件や優遇条件になっています。

上海在住の日本人の中でも、インターナショナルスクールや国際系の高校に通っているお子様が、帰国後の大学入試の際にTOEFLスコアを活用するため、当センターのTOEFL対策コースを受講される例が増えてきています。

なお、求められるTOEFL iBTテストのスコアは40~60点台が多く、外国語学部や国際系学部など、英語力が特に必要な学部では、70点以上のスコアが求められることもあります。

以下に日本国内の大学入試で、TOEFLテストのスコアが使える大学の例を紹介します。

大学入試でTOEFLテストのスコアが使える大学の例

一橋大学 商学部:一般推薦入試 出願要件の一部
TOEFL iBT Test 93 点以上

千葉大学 法政経学部(法政経学科):特別推薦入試 出願要件の一部
TOEFL iBT Test 79点以上

国際教養大学 国際教養学部:一般入試 特例措置
TOEFL iBT Test 71点以上はセンター試験の英語科目を満点と換算

上智大学:公募制推薦入試 出願要件の一部
国際教養学部 国際教養学科 TOEFL iBT Test 79点
外国語学部 英語学科 TOEFL iBT Test 72点
経済学部 経営学科 TOEFL iBT Test 72点 など

早稲田大学 政治経済学部:グローバル入試 出願書類の一部
TOEFL iBT Testのスコアカードを出願書類に同封

法政大学 GIS(グローバル教養学部):自己推薦入試 出願資格の一部
TOEFL iBT Test 76 点以上

中央大学:英語運用能力特別入試 出願要件の一部
法学部TOEFL iBT Test 68点以上
経済学部TOEFL iBT Test 68点以上
商学部TOEFL iBT Test 68点以上

立命館大学 国際関係学部(国際関係学科 グローバル・スタディーズ専攻):AO入試「グローバル・スタディーズ専攻選抜方式」出願要件の一部
TOEFL iBT Test 71点以上

立教大学:一般入試
2016年春の入試より全学部の一部定員について、TOEFL Test で基準を満たす成績を取れば入試ので英語試験を免除